インスタグラムのダイレクトメッセージ（DM）で「間違って送ってしまった」「送った内容を消したい」と感じたことはありませんか？
DMには、自分の画面からメッセージを消す「削除」と、相手の画面からもメッセージを消す「送信取り消し」の2つの機能があります。
しかし、これらの機能の違いや、相手にどう影響するのかを正確に理解している人は少ないかもしれません。
この記事では、インスタDMの削除と送信取り消しの違いを明確にし、それぞれの機能が相手に与える影響、そして「相手からもメッセージを消す方法」について、初心者にもわかりやすく解説します。
誤送信の対処法や、DMをきれいに整理するためのヒントもご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
インスタDMの「削除」と「送信取り消し」の基本
インスタグラムのDMには、メッセージを消すための2つの主要な機能があります。
それが「削除」と「送信取り消し」です。
これらは似ているようで、その効果は大きく異なります。
それぞれの機能がどのように作用するのかを理解することが、DMを適切に管理する上で非常に重要です。
「削除」機能とは？
「削除」機能は、自分のDMスレッドから特定のメッセージや会話全体を非表示にするためのものです。
この操作を行っても、相手のDMスレッドにはメッセージが残ります。
つまり、自分の画面からは消えますが、相手は引き続きそのメッセージを見ることができます。
主に、自分のDMリストを整理したい場合や、過去の会話を見返したくない場合に利用されます。
「送信取り消し」機能とは？
「送信取り消し」機能は、自分が送ったメッセージを、自分と相手のDMスレッドの両方から消すことができる機能です。
誤ってメッセージを送ってしまった場合や、送った内容を撤回したい場合に非常に有効です。
送信取り消しを行うと、相手の画面からもメッセージが消え、「メッセージの送信を取り消しました」という表示に変わります。
ただし、相手がメッセージを見る前に取り消しを行っても、通知自体は残る可能性があります。
相手からもDMを消す具体的な方法
相手のDMスレッドからもメッセージを消したい場合は、「送信取り消し」機能を使用します。
この機能は、誤送信の際に特に役立ちます。
送信取り消しでメッセージを消す手順
送信取り消しは、以下の簡単な手順で行えます。
1.削除したいメッセージを長押しします。
2.表示されるメニューから「送信を取り消す」を選択します。
3.確認のメッセージが表示されたら、再度「送信を取り消す」をタップします。
この操作により、メッセージは自分と相手のDMスレッドから消去されます。
送信取り消しが相手に与える影響（通知・表示）
送信取り消しを行うと、相手のDMスレッドからはメッセージがすぐに消えます。
多くの場合、相手に通知が残ることはありませんが、状況によっては「メッセージの送信を取り消しました」という通知が一時的に表示されることがあります。
相手がメッセージを見る前に取り消せば、内容を知られることなく消すことが可能です。
しかし、相手がすでにメッセージを読んでいる場合は、取り消しても内容を知られたことになります。
自分のDMスレッドを整理する方法
自分のDMスレッドを整理したい場合、メッセージの「削除」やスレッド全体の削除、または相手のメッセージを非表示にする方法があります。
スレッド全体の削除と相手への影響
DMスレッド全体を削除することも可能です。
これは、特定の相手との会話履歴を自分の画面から完全に消したい場合に利用します。
スレッド全体を削除しても、相手のDMスレッドには会話が残ります。
この操作は、自分のデバイスからのみ履歴を消すものであり、相手に影響を与えることはありません。
相手のメッセージを非表示にする方法
相手からのメッセージを自分のDMリストに表示させたくない場合、そのユーザーをブロックする方法があります。
相手をブロックすると、そのユーザーからのDMは自分のスレッドに表示されなくなります。
ただし、これは相手にブロックしたことが伝わる可能性があり、関係性に影響を与える可能性があります。
よくある疑問と注意点
インスタDMの削除や送信取り消しに関して、よくある疑問とその注意点をまとめました。
送信取り消しができないケース
送信取り消しは、自分が送信したメッセージにのみ適用されます。
相手から送られてきたメッセージを送信取り消しすることはできません。
また、非常に古いメッセージの場合、送信取り消しができないことがあります。
相手にバレずにDMを消すことは可能か
送信取り消しは、相手に「メッセージの送信を取り消しました」という表示が残るため、完全にバレないとは限りません。
しかし、相手がメッセージを読む前に素早く取り消せば、内容を知られるリスクは低減できます。
スレッド全体の削除は相手に通知されないため、自分の画面から消す分にはバレません。
削除とブロックの関係
相手をブロックすると、その相手とのDMスレッドは自分の画面から消えます。
ブロックを解除しても、過去のDM履歴は復活しません。
ブロックは、相手からのDMを完全に停止させたい場合に有効な手段ですが、相手にブロックしたことが伝わる点に注意が必要です。
インスタDMを相手からも消す方法・まとめ
インスタグラムのDM機能には、「削除」と「送信取り消し」という2つの異なるメッセージ管理方法があります。
「削除」は自分の画面からメッセージを消す機能であり、相手の画面には影響しません。
一方、「送信取り消し」は、自分が送ったメッセージを自分と相手の両方の画面から消すことができる機能です。
誤送信の際には「送信取り消し」を、自分のDMリストを整理したい場合には「削除」を適切に使い分けることが重要です。
これらの機能を理解し、状況に応じて使いこなすことで、より快適にインスタグラムのDMを利用できるでしょう。
